「核のごみ」の調査を受け入れるかどうか、1日に茨城県常陸大宮市の市議会が始まりました。
■「核のごみ」議会始まる
常陸大宮市 鈴木定幸市長 「文献調査の実施は前向きに検討したい」
いわゆる「核のごみ」の最終処分地の選定に向けた調査について1日、鈴木市長が前向きな姿勢を見せるなか、議員からは反対の声も…。
常陸大宮市 小室貞夫市議 「受け入れに反対。不安に思っている人がいると思う。どこがその場所(処分地)になるのか不明。市民は『これからどうなるのか』心配でしょうがないと思う」
経済産業省は先月31日、茨城県常陸大宮市に調査の第1段階である「文献調査」を申し入れました。
この調査を市が受け入れると、国から最大で20億円の交付金が支払われます。
常陸大宮市 鈴木定幸市長 「メリット、ドライな表現だが、お金の問題。デメリット、特にあると思っていない」
市が受け入れた場合は将来的に最終処分地の候補になる可能性があるため、市民からは不安の声も。
市民(40代) 「不安は大いにある。何か事故があったときに不安はある。そのための説明はしてほしい。個人的に引っ掛かったのは(市長の)『ドライにお金』はない」
市民(80代) 「あまり歓迎はしたくない。『デメリットがない』とは考えられない」
市長は街が抱える課題も指摘します。
常陸大宮市 鈴木定幸市長 「常陸大宮市が急激な人口減少や地域経済の課題に直面するなか、最終処分事業、将来世代に責任あるまちづくりの選択肢の1つとなる可能性。国からの申し入れに対する対応を検討したい」