アラブ首長国連邦からイスラエルへ向かう航空便の機内。コックピット付近には、手当てを受ける血まみれの男性の姿。側には手を拘束された人物も確認できます。
乗客 「この状況を撮影してくれ。犯人が襲ってきたが、パイロットを守った。襲われたが、飛行機を守りきったんだ」
現地メディアによると、コックピット内で副操縦士が機長を刺した後、機体を墜落させようとしたものの、乗客たちによって取り押さえられたといいます。
当時の飛行データをみると、高度1万メートル付近を飛行していた機体が突然、急旋回した後、急降下を始めました。わずか数十秒の間に5000メートル以上落下。機体は一端、上昇しますが、その後、再び急降下しています。
乗客の1人が犯人を取り押さえた後、急降下する機体の操縦桿を引っ張り、墜落を免れたとみられています。
乗客 ヤニブ・ハユン氏 「コックピットに、私ともう1人が入っていきました。そこで襲撃犯の首を押さえ、まず外へ連れ出しました。それから操縦桿を引きました」
イスラエル ネタニヤフ首相 「あなたが操縦桿を引いたのですか?」
乗客 ヤニブ・ハユン氏 「そうです。航空機事故を検証するテレビ番組を見ていたからできたんです。本当ですよ、首相」
機長を刺したとみられる副操縦士は、オマーン国籍だということ以外、何も分かっていません。当局は、テロの可能性も視野に捜査を進めています。
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