ブルガリア沖の黒海で民間の船舶2隻が相次いでドローン攻撃を受け、11人が行方不明となっています。黒海では6日にも同様の攻撃があり緊張が高まっています。
ブルガリア政府などによりますと13日未明、ブルガリア沿岸から約33キロ離れた黒海で貨物船2隻がドローン攻撃を受けました。
このうちマルタ船籍でトルコの企業が運航する「アゾフ・コンコード」が沈没し、乗組員5人が救助されたものの11人が行方不明となっています。
また、もう1隻のマルタ船籍の貨物船に乗っていたウクライナ人7人を含む15人の乗組員は全員救助されたということです。
ロシアによるウクライナの港湾への爆撃を回避するため、ウクライナは2023年以降、ブルガリアなどの沿岸ルートを代替航路として使っています。
ブルガリア沖の黒海では6日にも同様の攻撃があり、ラデフ首相は「極めて容認できない」と強い不快感を示し、この問題を協議するためブルガリア駐在のロシア大使を外務省に呼び出したと発表しました。
EU(ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長も「黒海がロシアによるウクライナ侵攻の新たな前線となった」と非難しました。