香川県善通寺市の農園で、地元の小学生がキウイを収穫しました。今年も甘~く育ったようですよ!
善通寺市のキウイ農園「キウイバード」に集まったのは、善通寺市立吉原小学校の5年生21人です。収穫したのは香川県が開発した品種「香緑」です。 今年は台風や10月の長雨で1週間ほど収穫が遅れました。しかし、ここ数日晴れの日が続いたため大きな影響はないそうです。一般的なキウイの糖度は12度ほどですが、「香緑」は16度から17度です。甘みが強く、濃厚な味のキウイを作るにはこんな工夫が。
(キウイバードコーポレーション・島田満沖さん) 「アミノ酸がうまみに直結しているということで、海産物を中心に肥料は設計しています。カニ殻やエビ殻、あとカキ殻、それと仕上げはこんぶかな。」
(記者リポート) 「触ると硬い毛がとてもちくちくするんですが、これは香緑の特徴なんです。」
表面を覆っている長くて硬い毛が虫に食べられるのを防いでいるため、農薬の量を減らすことができます。
(小学生は―) 「大きいのとか小さいのがあっていろいろでおもしろかったです。」 「楽しかったし良い経験になったと思います。」 「やりやすいやつも硬かったやつもあったけど楽しかった。」
収穫したばかりのキウイは硬くてとても酸っぱいため、すぐには食べられません。追熟させてから給食で提供される予定です。