天空の城として知られる高梁市の備中松山城で、年末恒例の大掃除、すす払いが行われました。
高梁市の備中松山城は、標高約430メートルにあり、現存する天守を持つ城としては最も高い所にあります。8日は高所作業員5人が命綱を付けて、約10メートルの高さの天守の屋根で、清掃と瓦の点検を行いました。 時折、強い風が吹く中、屋根に積もった落ち葉やクモの巣を払い落としていました。城の周りには野生のサルもいるため、サルや風などで瓦がずれていないかも点検していました。
すす払いは4時間ほどかけて行われ、1年の汚れを落とし新年を迎える準備が整いました。備中松山城に入城できるのは、12月28日までで29日から1月3日までの年末年始は休みです。