来年の正月飾りなどに使われる「千両」の競りが、香川県高松市の市場で行われました。
12日に入荷したのは、茨城県と高知県産の千両約4万1000本です。午前7時半から始まった競りには、約50人の卸売業者が参加しました。 真っ赤な実が多く実る千両は、商売繁盛などの縁起物として正月飾りに重宝されています。今年は日照時間が短かった影響で枝ぶりは細いものの、実の付き具合はよいということです。
（高松市公設花き地方卸売市場 長尾邦浩総務部長） 「日本のめでたいものがありますので、それを使ってお正月を飾っていただきたいと思います。赤い実ですので明るくなってほしいと思います」
高松市の12日朝の最低気温は1.6度と寒い朝となりましたが、場内には威勢のいいかけ声が響いていました。
