地方の映画祭が抱える課題などを共有しようと、全国で地方の映画に携わる人たちが集まったシンポジウムが香川県高松市で開かれました。
サンポート高松で行われた「ふるさと映画祭シンポジウム」です。さぬき映画祭のイベントの1つとして行われました。広島県や京都府など地域で映画祭の運営に携わっているプロデューサーなど10人が参加しました。
テーマは「地方映画祭のこれからと未来について」です。それぞれの映画祭の課題を共有することなどが狙いです。 ゲストには2016年のカンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞した深田晃司監督を迎えました。 深田監督は作り手の視点から映画祭は新たな作品が生まれるきっかけになると話しました。
(深田晃司監督) 「交流の場が準備されている映画祭は行きたい映画だなと。例えばパーティなんですけど、たかがパーティされどパーティで、そこが映画祭にとってのミーティングの場所にもなるし、次の企画が進んで行く。プロデューサーと監督が出会うことによって」
さぬき映画祭は、インターネットを使って資金を集める「クラウドファンディング」で約517万円を調達しています。