香川県豊島にある産業廃棄物の不法投棄現場の跡地から、取り残しの産廃が見つかった問題です。 県が4月、ほかにも産廃が残っていないかを確認するため調査することになりました。
香川県は去年3月28日に豊島の現場から全ての産廃を撤去したと説明していました。しかし今年に入って取り残しの産廃が2回、見つかりました。量は合わせて約115トンで処理の方法はまだ決まっていません。
香川県ではほかにも産廃が残っていないかを確認するため、4月上旬から現場を調べることにしました。
広さ1.7ヘクタールの範囲で幅1メートル、深さ2メートルの筋状の穴を4メートル間隔で掘りながら調べます。
香川県の廃棄物対策課は23日の会見で、最短1カ月ほどで調査を終える見通しを示しました。
(香川県廃棄物対策課/武本哲史 課長) 「廃棄物の存在が確認された場合はすみやかに掘削除去して適性に処理したい」