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岡山市のバス路線巡る対立 協議会の場で両備と八晃運輸のトップが持論展開

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 バス路線を巡って、公の場で両者が対立しました。岡山市で、公共交通のあり方を考える協議会が開かれました。

(松木梨菜リポート) 「岡山市の公共交通について考える、初めての協議会が開かれます。全てのバス事業者が参加しました」

 この協議会は、公共交通に関する計画を作るために、岡山市が開きました。

 岡山市では、八晃運輸の新規バス路線を巡って、両備グループが激しく抗議しています。21日の協議会でも、両者がけん制し合いました。

(両備グループ/小嶋光信 代表) 「今回の件においても、全く道路運送法の認可基準ということだけで見られてしまっている。地域の事業者が手を携えて、交通連合等によってお互いにもっと望ましい、社会的ネットワークができるように努力していきたい」

(八晃運輸/成石敏昭 社長) 「黒字路線の競争と赤字路線の維持の問題は切り離して、事業者本位ではなく、利用者の利益に資する方向で議論していただくことを…」

 また、周辺からは、バスのストライキにまで発展した今回の騒動に苦言も出ました。

(宇野自動車/宇野泰正社長) 「八晃運輸が両備のところで、運賃を35%下げるというのは、私から見ると『あり』だろうなと思います」

(住民代表はー) 「やめるやめるやめる、ということでは、いくら問題を解決しようとしてもできません。利用者のことを考えて、やっていただきたい」

 岡山市は今年度中に、あと4回この協議会を開く予定です。その上で、今後の公共交通のネットワークを再構築していく予定です。

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