香川県高松市では結核や梅毒の感染者が増えています。感染症を予防するための会議が高松市役所で開かれました。
毎年この時期に開かれている高松市感染症予防対策連絡会には、市の幹部職員ら約20人が出席し、担当者が感染症の最近の事例や市の取り組みを報告しました。
それによりますと高松市では、梅毒の発生件数が2015年までは年間6~7件でしたが、2016年は20件、去年は49件と急増しています。
また、結核に感染した人の数は全国や香川県全体では減少傾向にあるものの高松市では増加傾向で市では注意を呼びかけています。
(高松市保健所・感染症対策室/森寿々子 室長) 「(結核は)風邪のような症状が多いんですが、特に咳が長引いたり熱が続いたり痰の量が増えたりということがあれば早めに受診していただけたらと思います」