引きこもりの若者や、虐待を受けている子どもたちを支援しようという対策会議が、香川県庁で開かれました。
香川県の教育・医療・警察など11の機関の代表者が出席し、それぞれの取り組みを発表しました。さまざまな分野で連携し、学習面だけでなく生活面もサポートするのが目的です。
香川県では、児童虐待の相談件数が4年連続で増えていて、昨年度は過去最多の1181件でした。また引きこもりの相談件数も4年連続で増えています。
(香川県子ども・若者支援地域協議会／川池陽子 会長） 「縦割りのままでは、本当に必要なところに届きにくいのではないかなと。少しでもいろいろな取り組みが届いて、困難が改善すればいいな」
7月24日には、現場に出向く担当者が集まって、具体的な対策を話し合う予定です。
