2020年春に香川県宇多津町にオープン予定の「四国水族館」の起工式が行われました。
水族館を整備する「四国水族館開発」の流石学社長や、宇多津町の谷川俊博町長ら、約60人が工事の安全を祈りました。
水族館が整備されるのは宇多津町の臨海公園内の約8500平方メートルの敷地です。
総事業費は約70億円で、名前は「四国水族館」です。
神戸市の須磨海浜水族園を運営する「ウエスコホールディングスグループ」などと連携し、1万4000点の生物を展示する四国最大級の施設を造ります。 イルカの生態を水面や水中から観察したり魚釣りや餌やりなどが体験できたりする計画です。
ビアガーデンの営業や水槽に囲まれたスペースを閉館後に貸し出すサービスなども想定しています。
(四国水族館開発/流石学 社長) 「水族館単体としてどうこうという話ではなくて、地域全体を盛り上げていくその起爆剤になれるような水族館になっていきたいなと」
(宇多津町/谷川俊博 町長) 「官民連携、地方創生のロールモデルに私は絶対になるというふうに思っております」
四国水族館のオープンは2020年3月の予定で、初年度は120万人の集客を目指しています。