岡山県では19日、多くの小中学校や高校で終業式がありました。西日本豪雨の影響で、休校となっていた岡山県高梁市の高校でも終業式が行われました。
高梁市の宇治高校では、19日、学校が再開しました。全校生徒24人中21人が体育館に集まり終業式が行われました。
(高梁市立宇治高校/杉山義則 校長) 「普通の年ならば、1学期が無事に終わったこと、夏休みを迎える注意などの話をするはずでしたが、今年は特別です」
生徒たちにとっては、13日ぶりの学校です。しかし、JR伯備線の運休などにより、学校に来ることができない生徒もいました。
(高校生は―) 「(家が)被害にあっている人がいて、その家の手伝いとかも夏休みにすることになっているので、積極的にやっていきたいなと思います」 「明るくしてまた元に戻れるようにしていきたいです」
一方で…
(記者) 「真備町内の学校では、終業式がないまま夏休みに入ります」
倉敷市真備町には、小中高校と特別支援学校があわせて10校ありますが、全て休校しています。
(中学生は―) 「みんなに会いたかった」 (小学生は―) 「終業式はできなかったけど、次は自分ができることを精一杯頑張りたいです」
このほか、岡山市東区の平島小学校も浸水の被害を受けて、休校となっています。