連日、危険なほどの暑さが続いています。そんな中、少しでも涼しく過ごそうと、高松市で打ち水が行われました。さらに、高松市のうどん店では、ありそうでなかった「冷やしうどん」を見つけました。
(佐田志歩リポート) 「現在お昼の12時です。温度計の気温は37.3度です。あっつい!これからここ、サンポートで打ち水が行われるのですが、果たして気温は下がるのでしょうか?」
じりじりと照りつける太陽の下、幼稚園児からお昼休み中のサラリーマンまで、約260人が一斉に水をまきました。冷たい水に触れるのが心地よく、足元も徐々に涼しくなっていきました。
この「打ち水大作戦」は、昔ながらの打ち水の効果を実感してもらおうと、NPO法人が毎年この時期に企画しています。
水の量は合わせて1トン。使用する水は、井戸水や再生水で水道水は使わないのがルールです。
佐田「さあ打ち水が終わりました。気温は何度になりましたか?」 スタッフ「35.1度です」 佐田「おぉー、2度以上下がりました!確かに風が涼しくなったような気がします」
(参加した人はー) 「思った以上に冷えて、2度とは思わないくらい涼しくなりました」 「浴衣を着る機会も少ないですけれども、こういう機会を頂いて、夏をすごく感じられたなと思います」
猛暑を乗り切る工夫は、こんなところにもありました。高松市のうどん店、「ひさ枝」です。
大将「こちらが冷やしうどんになります」 佐田「え…冷たくない?」 大将「これでウォータークーラーに氷水を入れてもらいます」 佐田「自分で?変わってる」
佐田「おおおー、回しながらか初めてするからうまくできない。こんな感じかなあ?見た目から涼しげですよ。冷たくなりました!」
自分で好きなだけ氷を入れて、好きなだけ冷やすことができる、まさに究極のセルフうどんです。冷やしうどん、一玉250円です。
佐田試食「んー!つめたーい!のどごしがつるんとしてるのが最高ですね」
(冷やしうどんを注文した人はー) 「(Q. 自分で氷を入れるうどんってどうですか?)自分の好きな量で決められるのでよく来てます」
(ひさ枝/久枝了 店主) 「やっぱり冷たいからみんな喜んでくれます。自分で入れたほうが冷たい感じが、余計冷たくなるんじゃないかと思ってやってます」 (Q.厨房の中も暑いんじゃないですか?) 「めちゃめちゃ暑いです。3度から5度違うと思うので汗だくでやってます。 (Q.熱中症対策は?) 「水だけじゃなくて冷たい出汁を飲んだり、塩分補給を欠かさずやってます」
さらにこのお店では、水筒など容器を持参すれば、水を入れて持って帰ることもできます。 打ち水に冷やしうどん、マイ水筒を持ち歩くなど、みなさんも自分に合った熱中症対策を見つけてみてください。