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東日本大震災のものを再利用・トレーラー型も…岡山で仮設住宅の建設進む

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 西日本豪雨の被災地で仮設住宅の建設が進んでいます。岡山県総社市では、東日本大震災の際に使われたものを再利用したものが。倉敷市では、トレーラー型の仮設住宅の設置が始まりました。

 総社市秦の西公民館前では、8日午前10時から安全祈願祭が行われ、片岡市長をはじめ関係者らが出席しました。建設予定の仮設住宅は11棟22世帯分です。

(記者) 「仮設住宅に使われる木材は、ご覧のように組み立て式になっています。このため工期も短くて済むということです」

 木製の仮設住宅は、東日本大震災の際に福島県で使用していたものを、解体して再利用しています。被災地での仮設住宅を再利用する取り組みは、今回が初めてです。

 総社市下原で起きたアルミ工場の爆発で、被害にあった住民が対象です。入居の申し込みの受け付けは10日までで、8月末までの入居をめざしています。

(総社市/片岡聡一 市長) 「一日でも早く建設して、いつまでも総社で住みつづけてもらいたい。その一心です」

 一方、倉敷市船穂町では、トレーラー型の仮設住宅の設置が8月3日から始まりました。市の所有地、約6600平方メートルに50戸が設けられる予定です。

 1戸には4人までが入居することができ、ベッドやエアコンなどが備えられています。

 倉敷市は8月11日と12日に内覧会を開く予定で、現時点では50件に対して、19件の申し込みがあるということです。

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