豪雨の被災地も警戒しています。台風の接近に備えて、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町では準備が進んでいます。
西日本豪雨によって甚大な浸水被害を受けた倉敷市役所の真備支所では、浸水対策用の土のうを用意するなどして、台風の接近に備えています。
土のうが必要な人は支所の2階にある市民課に申し出れば、持ち帰ることができます。
(倉敷市真備支所/三谷育男 支所長) 「土のうの方も千数百個、支所で準備していますので、必要であれば取りに来ていただければお渡しできます」
地区を流れる小田川などは7月の西日本豪雨で堤防が決壊し、大規模な浸水被害によって多数の犠牲者が出ました。三谷支所長は大雨を警戒し、早めの避難情報を心がけたいと話しています。
(倉敷市真備支所/三谷育男 支所長) 「早めの避難準備情報とか、避難勧告とかも本庁(倉敷市役所)の防災の方とも連携しながら、ちゃんとやっていきたいと思っています」
一方、真備町のホームセンターでは、ライトやブルーシートなどの防災グッズがよく売れているといいます。
(コメリ真備店/大野豪 店長) 「今でしたら乾電池とか強力ライトとかよく売れています」 (Q. お客さんからの問い合わせもありますか?) 「駆け込みでブルーシートとか、土のう袋などがよく聞かれております」
豪雨によって自宅が浸水し、町を離れている人たちも台風接近によって緊張感が高まっています。
(被災した人はー) 「戸締まりをきちんとしたり、風で飛ばないように軽いものは片付けをしたりしています」 (Q.台風が過ぎるまでは心配ですね) 「そうですね」