土地取引の目安となる地価調査がまとまりました。岡山は全体としては下落が続いていますが、これまでとは違った傾向も表れています。
岡山県の全ての用途の平均変動率はマイナス0.7パーセントで、26年連続の下落となりました。
一方、用途別では工業地9地点の平均が0.6パーセントの上昇と去年より1.6ポイント上がり、24年ぶりに下落から上昇に転じました。
四国や山陰、関西をつなぐ交通の結節点として、物流面で岡山県の評価が高まっているためだとみられています。
また、全調査地点中最も地価が高かったのは「岡山市北区錦町」で1平方メートルあたり134万円でした。去年から7.2%の上昇です。
ただ、それぞれの地域で市街地と周辺部分で地価の格差が広がっています。