世界最高峰のプロバスケットボールリーグ、アメリカ・NBAに、香川県三木町出身の渡辺雄太選手が日本時間の28日、日本人選手として史上2人目となる出場を果たしました。 地元、香川から声援を送ってきた渡辺雄太選手の父、そして恩師からは「NBAのコートに立つ渡辺選手の姿」に喜びの声が聞かれました。
(渡辺雄太選手の父 / 渡辺英幸さん) 「正直、残り8分くらいから、使ってくれないかなと、ずっと思っていましたね」
父親の英幸さんには、試合後、渡辺選手から喜びのテレビ電話がかかってきたそうです。
(渡辺雄太選手の父 / 渡辺英幸さん) 「彼にしてみたら、ほっとしたという。素直にコートに立てたっていうことはうれしかった。僕も『コートに立っておめでとう』と。そしたら素直に喜んでくれていました。親孝行は十分、今までしてもらってますので、この先は親孝行とかは考えないで、いることそのものが常に親孝行なので」
また、尽誠学園高校で3年間、渡辺選手を指導して2度の全国大会準優勝に導いた色摩拓也監督も今回の活躍を喜んでいます。
(尽誠学園高校バスケットボール部 / 色摩拓也 監督) 「彼がアメリカに行くと決めた時から、彼と共通の目標としてNBAのコートに立つというところを一緒にイメージしてきたので、NBAのコートに立ってプレーしたというのは本当にうれしい。みんなに応援してもらえるような日本代表の選手になっていってもらいたい」