12月23日から東京で開催される高校バスケットボール日本一を決める「ウインターカップ」。香川代表としてこの舞台に臨む尽誠学園の男子バスケットボール部は、偉大な先輩超えを目指しています。
6年連続16回目の出場となる尽誠学園は、NBAプレーヤー・渡邊雄太選手を輩出した香川県屈指の強豪校です。
秋の県予選では、決勝リーグ3戦全勝と貫禄を見せつけました。
(尽誠学園/色摩拓也 監督)
Q.チームの状態は?
「悪くはないと思います。ただこれから練習でもう一段階二段階上げていこうと思っています。全国大会を見据えて県大会もやっていたと思いますので、競争に勝ち残って(ウインターカップでも)活躍してくれそうな選手が増えてきている」
チームが掲げるのは全員攻撃・全員守備。コート内でもコート外でも、全員が目の前の勝利のために全力を尽くすことが「チームの約束」です。
(尽誠学園 シューティングガード/山本晴大 主将)
「自分たちは背が小さいので、泥臭いプレー、ルーズボールとかは練習でも常に全員で意識してやっていて、全体で攻めるっていうのは意識してやっている」
(尽誠学園/色摩拓也 監督)
「渡邊雄太がいたときでも、やっぱり下級生の時には3年生がしっかりして彼を導いてくれた部分があった。今年も3年生を中心に、全員でバスケットができればと思っている」
今のチームを引っ張るのが、183cmのフォワード、宮崎忍選手(3年)です。
(尽誠学園 フォワード/宮崎忍 選手[3年])
「一番の武器は、身体能力を生かしたドライブと外からのシュート」
(尽誠学園 シューティングガード/山本晴大 主将)
「(宮崎選手は)とにかく身体能力が高いので、ずっとうらやましいなって見てます」
(尽誠学園 フォワード/宮崎忍 選手[3年])
Q.イチ押しの身体能力エピソードは?
「そんなイチ押しとかはないんですけど、小学校の全国大会でダンクしたぐらいですね(笑)」
自他ともに認める身体能力の高さを生かし、尽誠が掲げる全員攻撃・全員守備を支えるオールラウンダーです。
(尽誠学園 フォワード/宮崎忍 選手[3年])
「まずは自分が攻めていって点を取ること、チームが流れに乗れていないときに自分がシュートを決めて引っ張っていかないといけない」
2023年夏のインターハイは全国ベスト8。チームが目指すのは偉大な先輩、渡邊雄太選手がウインターカップで残した準優勝超えです。
(尽誠学園 フォワード/宮崎忍 選手)
「一戦一戦泥臭く戦って、1勝でも多く勝てるように」
(尽誠学園 シューティングガード/山本晴大 主将)
「どのチームと当たっても自分たちのバスケットができるように。目標は優勝です」
12月23日に開幕するウインターカップで、尽誠学園は沖縄の美来工科と初戦を戦います。