老朽化のため、岡山市の大森雅夫市長が建て替えの方針を示した岡山市役所・本庁舎について、有識者による検討会が開かれました。
検討会には、建築や町づくりの有識者らが参加しました。そして、大森市長が先に示した地上19階建ての高層の本庁舎に建て替え、市役所機能を集約する考えに、賛成でまとまりました。
一方、検討会より前の23日の会見で、市長が先に方針を明示したことへの苦言もありました。
(岡山市職員はー) 「市としての思いをまず、発表させていただいたということであります」 (岡山市本庁舎整備検討会/上田恭嗣 座長) それを受けてやるんじゃなくて、我々としてどうなのかという意見をとりまとめた」
29日の検討会では、本庁舎に集約すると職員の業務効率が高まり、行政サービスの向上も期待できるとの声が出ていました。
岡山市は年度内に基本構想をまとめ、2025年度の完成を目指しています。