小豆島の冬の風物詩「芋づるの塔」が今年もお目見えしました。
サツマイモの栽培が盛んな土庄町伊喜末地区では、毎年この時期に、地元の住民らによって「芋づるの塔」づくりが行われています。 この日は、地区の小学生らも参加して、およそ200キロのサツマイモを収穫しました。
収穫が終わると、集めた芋のつるや葉を、円錐状に組んだ3本の丸太に巻き付けていきました。
「芋づるの塔」は、つるを自然乾燥させて牛の餌や堆肥にするために作られてきましたが、牛を飼う農家の減少などで今ではほとんど見られなくなっています。
塔を作っている間、子どもたちは収穫したサツマイモを焼き芋にしておいしそうに頬張っていました。
完成した2本の塔は来年2月下旬ごろまで見られるということです。