地域の新たな居場所です。岡山市で、子どもやお年寄りなど幅広い世代を対象にしたこども食堂がオープンしました。
岡山市北区津高にできた「ももたろう食堂」です。開所式には運営メンバーや関係者など、約10人が集まりました。こども食堂は、貧困家庭の子どもに無料または低価格で食事を提供する場として全国に広がりましたが、ももたろう食堂では子育て世代や1人暮らしのお年寄りなど、幅広い世代の地域住民を対象にしています。
小学生100円、中学生200円、高校生以上は500円でカレーや日替わり定食を食べることができます。
食材は近くのスーパーマーケットからの寄付でまかない、運営はスタッフ1人と1日4人ほどのボランティアで行います。岡山市社会福祉協議会によりますと、岡山市では現在14軒のこども食堂が運営されています。
(津高町内会/林満博 会長) 「誰もが簡単に寄れて、集える所、そういうことでは非常に期待できるんじゃないですか?」
(一般社団法人なごみの里/柴田久美子 代表) 「ここに来たらなんとなく安心する、食事もあるというほっとできる場所になったらいいなというふうに思っています」
ももたろう食堂は水曜を除く、平日に開かれます。