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「ユーカリの木」に感謝こめて…小学校の卒業式で合唱 高松市

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 高松市牟礼町の小学校で卒業式が行われ、台風で失われた学校と町のシンボル、「ユーカリの木」をテーマにした合唱曲が響き渡りました。

 高松市立牟礼小学校では、6年生60人が学び舎を巣立ちます。田﨑伸一郎校長が、一人ひとりに卒業証書を手渡しました。

 牟礼小学校の校庭の真ん中には、高さ約20メートル、樹齢140年のシンボル「ユーカリの木」がありました。しかし、去年9月の台風で根元から倒れてしまい、撤去されました。

 学校と町のシンボルだったユーカリの木を思って6年生60人は合唱曲「あなたのように」を作詞しました。約3カ月間練習し、両親や先生、友達への感謝の気持ちを込めて卒業式で合唱しました。

 式の後、6年生は校庭に出ました。

(白戸ゆめのリポート) 「ずっと見守ってくれていたユーカリが植えられていた場所を囲んで最後にみんなで歌います」

 6年生全員が手をつないで大きな声で「あなたのように」を合唱しました。

(卒業する児童はー) 「みんなのことを覚えていてくれれば、いつか乗り切ることができると思う」 「ユーカリに教わった、たくましさや力強さを学んだことを生かして頑張りたい」

(保護者はー) 「伸び伸びと大きく強く優しく、ユーカリの木のように育ってほしい」 「僕もここ卒業なので。ぐっとくるといいますか、心に残るような歌詞だった」

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