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「優しさ詰まったきれいな音色」 ドイツから真備町の中学校へグランドピアノのプレゼント 岡山

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 西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の中学校で、寄贈されたグランドピアノによる記念演奏会が開かれました。

(記者) 「改修された体育館に置かれているのは寄贈されたグランドピアノです。ドイツのチャリティーコンサートなどで集めたお金で購入されました」

 倉敷市の真備東中学校は、去年7月の西日本豪雨で校舎の1階と体育館が水に漬かり、ピアノも泥まみれになりました。

 グランドピアノは今年3月、卒業式に合わせて贈られたもので、12日はピアノを寄贈したベルリン独日協会のベルント・フィッシャー会長に感謝状が渡されました。そして、岡山市出身のピアニスト・山地真美さんによる記念演奏が行われました。

 演奏は4曲披露され、真備東中学校と同じ敷地内のプレハブ校舎に通学している真備中学校の生徒合わせて632人が耳を傾けました。

 山地真美さんが西日本豪雨の被災地に向けて、作曲した合唱曲「つなごう」を演奏しました。8人の合唱グループと一緒に生徒たちにエールを贈りました。

(生徒は-) 「(合唱曲を聴いて)卒業式でみんなの全体合唱で歌いたいなと思いました」 「いろんな人の優しさとかが詰まっている、きれいな音色だなと思いました」

(ベルリン独日協会/ベルント・フィッシャー会長) 「(豪雨被害を)聞いたときはすごく悲しい気持ちになった。われわれもドイツにいながら日本で起こっていることに苦しんでいたし、何ができるのかと考えていました」

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