寒さをしのぐ為に使われていた、炭を製造する技術を継承しようと、その技を学ぶ塾が岡山県新見市で開かれました。
炭焼きの技を学ぶ塾は地元の偉人、太田辰五郎の名にちなみ「辰五郎塾」として7年前から開かれています。塾生は、新見市に住んでいる30代から50代の7人です。今回は、去年11月に蒸し焼きにした炭の窯出しをしました。
密閉された窯が開けられると、出来上がった炭が顔を出しました。そして、その出来上がった炭、約250キロを外に出します。
窯出しをした後は次の原料を入れ焚口を作り、火入れをしました。塾生たちは、これから1週間交代で火をたき続け学んだ技を試します。
次は6月に窯出しをして、腕の上達を見るということです。