去年の岡山県の少年の非行率が過去最少になったことが、岡山県警の調べでわかりました。
岡山県警によりますと去年、刑法に違反して逮捕・補導された少年の数は前の年より83人減って650人で、統計が始まって以来、最も少なくなりました。このうち中学生は254人で前の年より21人増えましたが他はすべて減少しました。
また、少年の人口1000人当たりに占める刑法犯の割合、いわゆる「非行率」も3.4人となりました。これも過去最少ですが全国ワースト3位と高い水準です。
岡山県警は保護者や学校と協力し、非行防止対策を強化していきたいとしています。