豊かな海を守るため、香川県観音寺市の保育園児たちが約3000匹のヒラメの稚魚を放流しました。
香川県の「小型船安全協会」が海の資源を守ろうと行っているもので、観音寺市のくれよん保育園の4歳児と5歳児、29人が参加しました。
(記者) 「園児たちが、ヒラメの稚魚が入った小さなバケツを、小さな体でゆっくり優しく運んでいます」
放流したのは生後4ヶ月、10センチほどのヒラメ約3000匹です。「大きくなってね」や「ばいばい」など、園児たちは沖に流れていくヒラメに声をかけていました。
(園児はー) 「(Q.流してみてどうだった?)楽しかった」 「(Q.どうなって帰ってきてほしい?)大きくなって帰ってきてほしい」
(香川県地区小型船安全協会/松本公継 会長) 「稚魚放流を含めてですね、子どもたちに、ちょっとでも海のことを知ってもらって身近に感じてもらいたい」
放流後に園児たちはごみ拾いもして、砂浜をきれいにするお手伝いをしました。