土砂災害や風水害などの災害現場の支援に特化した緊急消防援助隊が、岡山県に発足しました。
6月1日に新設された緊急消防援助隊の、「土砂・風水害機動支援部隊」の発足式です。
消防庁は今後の大規模災害に備えて、土砂災害や風水害に特化したこの部隊を5年以内に全国に配備する計画で、6月から35の都道府県で運用が始まっています。
式の後は、土砂災害と川の氾濫で3人が逃げ遅れているという想定で訓練を行いました。
岡山県の部隊は、岡山市・倉敷市・津山圏域の消防から28人の隊員と水陸両用バギーや重機など8台の車両で構成されていて、全国各地で大規模な土砂災害や風水害が起きた場合に駆け付けて支援を行います。
(岡山県土砂・風水害機動支援部隊/林達也 部隊長) 「少しでも早く要救助者・被災された方を救出できる部分では、(この機動隊は)有効であると考えます」