大規模な災害が発生した時、いち早く現場で通信手段などを確保する香川県の「機動警察通信隊」に約30人が指名されました。
香川県警本部で指名式が行われ、2025年度の機動警察通信隊の隊員約30人が指名されました。
機動警察通信隊は、大きな災害や事故が発生した時に現場の状況をいち早く伝えるため、無線がつながりにくい場所で通信手段を確保したり、被害状況を伝える映像を送ったりする役割を担います。
2024年は能登半島地震の災害現場に派遣され、現地で地震被害の状況を撮影するなどしました。
(機動警察通信隊/濱野圭一郎 本隊副隊長)
「(機械を)自分自身が使いこなせるようになって、それを現場に還元していくことが重要になる」
(機動警察通信隊/岩本凰雅 本隊班員)
「経験を積んでいって、上司や先輩などのように立派な機動警察通信隊になれるようにこれからも励んでいきたい」