大型ショッピングセンター、ゆめタウン高松のフードコートが、5日リニューアルオープンしました。これまで弱かったという「食」を強化するため、細かい点までこだわりました。
午前10時。新しいフードコートのオープンと同時に多くのお客さんが訪れました。
(ゆめタウン高松/小島隆一 支配人) 「船で瀬戸内海を巡っていただくように、このフードコートでお客さまにそれぞれのお店、それぞれの席を巡って楽しんでいただきたい」
その名も「フードクルーズ 瀬戸内島巡り」。瀬戸内海をイメージして青を基調としたデザインになっています。 今回のリニューアルでは、全14店舗のうち、9つの店舗が新たにオープンしました。
ニューヨークをイメージしたパンケーキ店、「エルク ニューヨークブランチ」は、東京や大阪で若い女性から人気を集めていて、ゆめタウン高松でも若い女性の集客に期待がかかります。
また、注文を受けてから目の前で天ぷらを揚げる「天丼まきの屋」や、豊富なつけだれが特徴の「京都勝牛」など5店舗は、四国初出店です。
これまで、休日には満席になっていたという座席は、570席から940席へと大幅に増えました。
(記者) 「ゆっくりくつろげるソファ席にカウンター席、小さな子供連れでも安心して過ごせるスペースなど様々な席が用意されています」
ベビーカーのまま席につけるファミリー席や小さい子ども専用の席もあります。
(お客さんはー) 「普通の席だと子どもは結構暴れたりするので、こういう席があると子どもも楽しくご飯が食べられるかなと思います」 「それぞれ食べたいものもあり。よくおじいちゃんおばあちゃんに連れてきてもらうことが多いのでありがたいです」
ゆめタウン高松ではフードコートの集客数は、これまでの2倍から3倍を見込んでいます。
(ゆめタウン高松/小島隆一 支配人) 「他のお店と比べてちょっと食が弱くて、ゆっくり食事をしていただけないというお客さまの声や不満足を解消するという狙いもある。四国1番の楽しみを見つけられるお店、ゆっくりお買い物していただけるお店、これを目指して頑張っていきたい」
フードコートの上の階には、9月13日にユニクロとGU、スターバックスコーヒーが一体となったフロアがオープンします。