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通話せずインターネットで緊急通報できるシステム 岡山市が10月から運用開始

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 岡山市は聴覚や言語などの障害がある人が、通話せずにインターネットで消防に通報できるサービスを10月から始めると発表しました。

 岡山市の大森雅夫市長が定例会見で発表したものです。岡山市はスマートフォンなどを使って全国どこでも消防に通報できる、「ネット119緊急通報システム」を導入します。

 このシステムは通報画面をタッチすると消防本部に通報され、あらかじめ登録した場所やGPSで特定した場所に消防車や救急車が向かいます。

 全国の726ある消防本部の3割近くが導入していて、岡山県では3例目です。聴覚や言語に障害がある人など会話が困難な人に向けたもので、岡山市消防局の管内では2000人余りが対象です。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「自ら持っておられる障害と関係なく通報できるシステムは、より市民の安全安心を増すものになるだろうと」

 運用は10月1日からで利用料金は無料です。

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