パラアスリートが集結しました。11月、アラブ首長国連邦のドバイで行われる世界パラ陸上選手権に向けた日本代表の合宿が高松市で行われています。
9月30日から行われている日本代表の合宿。高松市の屋島レクザムフィールドには多くの報道陣も駆けつけました。
日本の義足陸上競技選手で初のパラリンピックメダリストの山本篤選手ら32人が調整に取り組んでいます。
その中には岡山県にゆかりの選手も…
車いすT52の佐藤友祈(ともき)選手。2014年から岡山県に移り住みトレーニングを積んでいます。リオパラリンピックでは2種目で銀メダルを獲得。翌年の世界パラ陸上で二つの金メダルに輝き、現在、4種目の世界記録を持っています。 ドバイでは400メートルと1500メートルに出場します。
(車いすT52/佐藤友祈選手) 「岡山県内の人たちが岡山県でトレーニングを積んでいる選手がパラリンピックや世界パラ大会でメダルを獲得することによって少しでも元気になってくれたら」
車いすT52の木山由加選手は新見市出身です。ロンドンパラリンピック200mで6位入賞、大分国際車いすマラソン大会ハーフ11連覇の記録を持っています。 ドバイでは100メートルに出場します。
(車いすT52 新見市出身/木山由加 選手) 「パラスポーツの認知度をもっと上げないといけないと思うので、たくさんの人に見てもらって応援してもらいたい」
合宿は10月3日まで行われ、世界パラ陸上選手権は11月7日から15日まで開催されます。