香川県出身のピアニスト松田華音さんが善通寺市の病院でミニコンサートを行い、会場はすてきな音色に包まれました。
高松市出身のピアニスト松田華音さんが訪れたのは、善通寺市の「四国こどもとおとなの医療センター」です。 生演奏を聴く機会が少ない患者さんや職員らに、ラフマニノフ作曲の「楽興の時 作品16」を演奏しました。
松田さんは6歳でロシアに渡り、ことし6月、モスクワ音楽院を首席で卒業しました。これまでに数々のコンクールで優勝するなど、第一線のピアニストとして活躍しています。
(演奏を聴いた患者さんはー) 「ロシアの力強い土地が目の前に現れて、すごく感動しました。ありがとうございました」 「初めてピアニストの演奏を聴いて。なかなか聴かない、新鮮な感じでよかったです。頑張って治したいです」
(高松市出身のピアニスト/松田華音さん) 「芸術の癒やす力、芸術や音楽の素晴らしさが、私の音楽を通して皆さまに伝わっていれば、これより幸せなことはないなと思います」