被害者にも加害者にもなり得ます。サイバー犯罪の実態やネットの安全な利用方法について香川県警本部長が大学で講演しました。
講演会には、香川大学法学部の学生ら約60人が参加しました。講師は、サイバーセキュリティーに詳しい香川県警本部の岡部正勝本部長です。
(香川県警本部/岡部正勝本部長) 「不用意に、ネットに情報を上げない方がいいと思います」
サイバー犯罪に巻き込まれないためには、ネットへの書き込みに注意したり、IDやパスワードを小まめに変えたりすることが大事だといいます。
(参加した学生はー) 「個人がすごく大事な役割を担っているという話を伺ったので、私自身としても不用意な発言を控えるとか、加害者や被害者にならないような心掛けが必要なのかなと感じました」 「危ないなと感じた時に友達に声を掛けていくとか、身近なところからやっていく必要があると思う」
不正プログラムが添付されたメールが届くなどのサイバー攻撃は年々増加していて、香川大学医学部付属病院も4年前に被害に遭っています。