岡山県などの公共工事の発注に関して岡山県備中県民局が24の建設業者から受け付けた申請書を紛失したことが5日、分かりました。
紛失したのは、備中県民局管内の24の建設業者が提出した経営事項と入札参加資格の審査に関する申請書です。10月31日、備中県民局と岡山県監理課の職員3人が申請書を受け付けました。
しかし11月28日、業者から審査結果の通知が届かないと問い合わせがあり、紛失が発覚しました。
建設業者の経営状況を数値化したりランク付けをしたりする審査で、申請書には技術職員の氏名や生年月日など個人情報も記載されていました。
岡山県では「他の書類に紛れて一緒に破棄した可能性もある」と説明していて、事務処理の体制を整備し、再発防止を徹底したいとしています。