高松市の高校で毎年恒例、「第九」の演奏会が開かれました。
(記者) 「階段や渡り廊下屋上まで、多くの人が毎年恒例の演奏会を楽しみにしています」
高松高校の「第九」演奏会は、1988年から毎年開かれています。会場の中庭には、オーケストラ部や音楽部の生徒のほか卒業生や地域の人ら約2000人が集まり、歌声を響かせました。 年に一度の大舞台。演奏が終わると会場は大きな拍手に包まれました。
(観客はー) 「私初めて。孫が在校生なので伺ったんですけど、こんなにいいものやとは思いませんでした。感激しました」 「孫のために新潟からきのう着いて。素晴らしかったですね、こんなことができるんかと思ってね」
この日のために3カ月間、厳しい練習を続けてきたというオーケストラ部。2年生は、この演奏会を最後に部を引退します。
(オーケストラ部の生徒[2年]) 「とっても緊張したんですけど、みんなで一生懸命がんばってきて、その集大成として大勢の方と一緒に音楽を楽しめてよかったと思います」 「入った当初は弾けるか不安だったんですけど、最後までこのメンバーで弾くことができて本当によかったです。(Q.引退ですが…)やっぱり淋しいんですけど、来年もまた後輩の演奏を見に来たいと思います」