香川県坂出市では、お正月の「おせち料理」に彩りを添える、金時にんじんの収穫がピークを迎えています。
坂出市では約70戸の農家が金時にんじんを栽培をしていて、全国の収穫量の約3分の2を占めています。小原啓二さんの畑では、1本1本手作業で収穫していました。
(赤木由布子リポート) 「金時にんじんは長いのでしっかり、真上に抜きます。とれました。長い!」
金時にんじんは、長さ30センチ程で真っ赤で甘みが強いのが特徴です。今年は秋に晴天に恵まれたことから、収穫量は平年よりも2、3割多いということです。
(小原啓二さん) 「金時にんじんはものすごく赤いんですが、それ以上に赤くきらびやかな、鮮やかな感じで」
収穫した金時ニンジンの9割ほどが関東や京阪神に出荷されます。 金時にんじんはおせち料理だけでなく、少しゆでてそのまま食べたり、ジュースにして飲んだりしてもおいしいそうです。