日本と西洋の芸術の交流を紹介する美術展が、岡山市で開かれています。
髪飾りの植物、輪郭を強調した美しいフォルムです。フランスの大女優、サラ・ベルナールの舞台ポスターを手がけたのは、アール・ヌーヴォーの代表作家、アルフォンス・ミュシャです。
ミュシャの創作活動は、日本の浮世絵などに影響を受けました。
会場の岡山県立美術館ではミュシャをはじめ、日本と西洋の芸術の交流を紹介した美術展が開かれています。
こちらもミュシャが手がけたタバコの巻紙の広告です。商業デザインの分野でも新たな表現方法を確立しました。 また、ミュシャらに影響を受けた日本の藤島武二や、ウィーン・分離派のグスタフ・クリムトの作品も展示されています。
この美術展は2月11日まで、岡山県立美術館で開かれています。