今年4月から、小学校でプログラミング教育が始まります。それに先駆け、香川県坂出市の小学校で公開授業が行われ、児童がプログラミングの基礎を学びました。
坂出市立川津小学校で行われた授業には、5年生約30人が参加しました。 授業では、NTTドコモが開発した教育用のロボット「embot(エムボット)」を使用します。
専用のアプリを使って児童がタブレット端末でプログラミングを学習できる仕組みです。 7日の授業では、気温の変化によってロボットの動きを制御するプログラム作りに挑戦しました。
(授業の様子) 「今の温度が15℃より高いから、『繰り返し(システム)』にいって、この動きを5回繰り返して終わります」
新年度から実施される新学習指導要領により、小・中・高校でプログラミング教育が順次始まります。 坂出市ではすでに全ての小学校にタブレットを導入し、教育現場でのノウハウを蓄積する取り組みを進めています。
(坂出市/綾宏 市長) 「温度センサーを使って日常に何があるかっていう、生活に結びついた教材、それがいいんじゃなかったかなと思います」
(坂出市立川津小学校/白川豊浩 校長) 「論理的な思考力の素地・基盤を作るという意味で、価値があると思っております」