大規模な災害が起きた時に広域的な支援を行うため、中国地方の5つの県の職員が14日、訓練を行いました。
毎年、中国地方の5つの県が合同で行っている情報伝達訓練です。5県から危機管理課の職員ら20人が岡山県庁に集まりました。
台風による大雨で広島県の5つの地区が被災し、3日から1週間が経ったという想定です。
2018年7月の西日本豪雨を受けて、今回初めてテレビ電話会議システムが取り入れられました。 広域支援本部の職員は、災害現場の職員から足りない物資や必要な支援内容を聞き取り、優先順位や搬送ルートを確認していました。
(岡山県 危機管理課/川部豊 副課長) 「今回の訓練などを通じて、広域支援能力の向上図って実際に被災した時でも5県で有効に支援できるよう行っていきたい」