新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船して自宅に戻った人が岡山県で16人いたことが26日、分かりました。県によると全員症状はなく元気だということです。
(岡山県保健福祉部/中谷祐貴子 部長) 「現在全て(の人が)症状がございません。不要不急の外出を控えて自宅で過ごしていただいておりまして、保健所において毎日健康状態を確認するなどのフォローアップをさせていただいております」
「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた16人はPCR検査の結果陰性だったため、19日から21日にかけて下船し帰宅したということです。
居住地や帰宅の経路は明らかにしていません。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「いつ感染者が発見されてもおかしくない状況でありますので、緊張感を持って対応してまいります。できる限りのことをしていきたい」
一方、香川県によりますと香川県在住の乗船者は4人です。このうち1人が発熱の症状を訴えましたが検査の結果、陰性と判明しています。
岡山県・香川県ともに下船後14日間は毎日連絡を取り、健康観察を行うとしています。