新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが減少している中小企業を支援しようと、岡山県が低金利の融資制度を活用します。
岡山県が活用するのは、災害や経済危機対策用に設けている「危機対策資金」という融資制度です。対象は、最近1カ月の売上高が前の年と比べて20パーセント以上減少し、その後の2カ月も同じような落ち込みが続くと所在地の市町村長から認定された中小企業です。
融資の限度額は8000万円で期間は10年以内、岡山県に本店や支店がある地方銀行や信用金庫などで申し込みを受け付けます。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で予約キャンセルが相次ぐ宿泊・観光業など、経営が厳しくなった中小企業が増えているとして今回、融資利率を1.15パーセント以内と低く抑えました。