13日、岡山県の多くの中学校で卒業式が行われました。西日本豪雨で被災した倉敷市の真備中学校では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、最低限の参列者で行われました。
真備中学校は2018年の西日本豪雨で校舎が浸水しました。生徒たちは仮設校舎で授業を受け2日、ようやく復旧した本校舎に戻ってくる予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響でその2日から臨時休校に。本校舎での授業再開はかなわぬまま、旅立ちの日を迎えました。
(真備中学校 卒業生代表/井上茉耶さん) 「在校生の皆さん一緒にきょうの日を迎えられなかったことは少し寂しいです。いま私たちはこの思い出多い真備中学校の未来へのメッセージを託します。2年生の皆さん真備中学校の再出発を支えこの元の校舎へ活気のある真備中学校を取り戻してください。そしてともに真備中学校を盛り立てていってください応援しています」
(卒業生はー) 「西日本豪雨の後にみんなで集まってみんなで久しぶりという声をかけたことが一番の思い出です」 「(在校生が)いなかったのは少し寂しかったけどみんなで卒業できたのがうれしい」