不動産取引の目安となる地価調査の結果が発表されました。全ての用途の平均変動率は30年連続の下落となりましたが下落幅は小さくなっています。
岡山県の「全ての用途」の平均変動率はマイナス0.4%で、2021年の下落幅より小さくなったものの、30年連続の下落となりました。
用途別では住宅地がマイナス0.7%と2021年より下落幅が小さくなり、商業地はプラス0.2%と31年ぶりに上昇に転じました。
調査した不動産鑑定士によると、行動制限がなくなったことと、岡山市と倉敷市の中心部の再開発が進んだことで、地価の上昇につながったということです。
「住宅地」で最も高かったのは32年連続で「岡山市北区 伊福町3丁目」でした。1平方メートル当たり20万5000円で、10年連続上昇しています。
「商業地」で最も高かったのはこちらも32年連続で「岡山市北区錦町6番」でした。1平方メートル当たり172万円で、こちらも10年連続で上昇しています。