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〈新型コロナ〉「緊急事態宣言」で空の玄関口は閑散…香川県各地にも影響

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 空の玄関口は閑散としていました。政府の緊急事態宣言を受け、香川県の交通機関や観光施設にも影響が広がっています。

 8日の朝、高松空港には東京からやむを得ず香川を訪れる人たちの姿がありました。

(東京から来た人はー) 「(Q.羽田空港の様子は?)全く人がいなかったので、ちょっと不安になりました。(Q.仕事への影響は?)商談できなかったりとか、あと普通に会話できなかったりとかあったりして」 「お墓を終わらせるのに、それでお伺いしたんです。本当は日にちをずらしたかったんですけど、業者とかいろいろ頼んでいるので、どうしようもなくて。ちょっと都知事に申し訳ないんだけど」

 高松空港と羽田空港を結ぶ空の便は、全日空と日本航空あわせて5往復が運航を見合わせています。  また、日本航空は8日から追加で、羽田を出発する最終便と高松を発つ始発便の運休も決めました。

 空港の利用者減少の影響はテナントにも広がっています。

(テナントのオーナーはー) 「結構長いことこのお店にいるんですけど、今までで一番お客様がいない。東京に向かうっていうのがいけないっていう流れになっているので、交通機関にある場所としては、しょうがないのかなとは思っています」

 また、影響はこんなところにも…。

(記者) 「先週土曜日に桜が満開を迎えた、高松市の栗林公園です。毎年この時期は、多くの花見客でにぎわうのですが、今年はまばらです」

 香川県は7日、栗林公園を含む県の管理する公園18カ所で、シートを敷いて飲食することについて自粛要請を出しました。

(花見に来た人はー) 「知らなかったです、結構車とかもいなかったので、やっぱり寂しいかなと思います」 「いまちょっと三越で茶巾寿司買ってきて、いまからちょっと…。ちょっと寂しいかなと思うけど、桜は静かなのもいいですよね」


 栗林公園では、園内放送を流したり職員が巡回するなどして来園客への呼び掛けを行っています。

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