新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、需要が高まっています。テレワークや分室業務をサポートしようと岡山市の企業が様々な形で部屋をレンタルする事業を行っています。
岡山市の丸田産業が4月、オープンしたレンタルオフィスです。換気ができる大きな窓や空気清浄機も完備しています。
元々は「シェアオフィス」にする予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急きょ月額制の「レンタルオフィス」としてオープンしました。
(丸田産業/岡本恵美さん) 「同じスペースでいろんな方が出入りするのは、あまり良くないということで、オフィスを分散されたいというお客様が増えてまいりましたので」
無料のインターネットや電源タップなどの設備もそろっていて、料金は月額19万8000円です。
(記者リポート) 「慣れない環境で疲れた時は、こちらのリラクゼーションルームが無料で使えます」
利用者は、リクライニングチェアなどを備えた休憩スペースを無料で利用できます。
(丸田産業/岡本恵美さん) 「除菌グッズとか、マスクが手に入りにくい状況になっておりますので、ちょっと仮眠していただいて、免疫力を高めていただければと思います」
一方、JR岡山駅近くのホテルグランヴィア岡山では、宴会場を会議室として貸し出しています。
(ホテルグランヴィア岡山 営業課/常廣陽介 課長) 「ホテルの宴会場は非常に換気能力の優れた設備を持っておりまして、そういった面で自社で行うよりもメリットが大きいのかなということもあります」
小宴会場は、2時間からレンタル可能で、料金は通常の75パーセント引きの1時間 約7500円です。
新型コロナウイルスの影響で、取引先への訪問の自粛など営業活動が制限されています。 厳しい状況の中、ホテルグランヴィアでは、貴重な営業ツールとして「貸会議室プラン」を商談に使っています。
(ホテルグランヴィア岡山 営業課/常廣陽介 課長) 「(このプランを)メールなり電話なりで提案させていただくことで何かお困りになっていることはないか何かお手伝いできることはないかといった企業様とのコミュニケーションとしての機会としても使っています」