岡山県立図書館の2019年度の貸し出し冊数が8年ぶりに140万冊を下回ったことが分かりました。新型コロナウイルスの影響で3月は来館者が大幅に減っていました。
岡山県立図書館がまとめた利用状況によりますと、2019年度の入館者は約95万9000人でした。貸し出し冊数は約137万冊で、8年ぶりに140万冊を下回りました。
岡山県立図書館では新型コロナウイルスの影響で今年3月の入館者が前の年からおよそ2割、1万5000人ほど減ったということです。
一方、インターネットの予約受け付け冊数は約19万冊で過去最高となりました。岡山県立図書館は「今後もタイムリーな企画展示を続けて90%を超える満足度を維持していきたい」としています。