新型コロナウイルスの影響で運休していた県外行きの高速バスの運行を再開する動きが、岡山県のバス会社で出ています。
両備バスカンパニーでは4月、県外行きの高速バス16路線を運休したほか津山線を減便し、利用客がほぼゼロになりました。
緊急事態宣言の解除を受け、6月1日の徳島線を皮切りに順次、運行を再開します。感染防止策として運転席の後ろにパーテーションを設置するほか、利用を窓側のみに限定し目印で周知します。
また、5分間で車内の空気を全て入れ替える機能を使って密閉状態になるのを防ぎます。
(両備バスカンパニー運輸部/石川亮 シニアマネージャー) 「(都市間の移動は)国民の皆さまの持つ権利でもありますし、移動がないと経済も発展していかない、安心して移動できるサービスを提供していく」
岡山県ではこのほか、下電バスが6月18日に岡山ー福岡線の運行を再開します。中国ジェイアールバスは再開の時期は未定だということです。