岡山市では21日、公立の小中学校が再開します。子どもをもつ保護者は再開を前に何を感じているのでしょうか。
岡山県に緊急事態宣言が出ていたゴールデンウイーク。岡山市の4人家族、石野さん一家は自宅で過ごす日々が続いていました。連休は高知県の祖母の家に帰省する予定でしたが中止に。
小学4年生の匠くんは生活リズムが乱れ、学校がないストレスをを感じています。
石野淳さん)「鉛筆をボキってやったり、どうしたんお前っていうぐらいイライラしてた」 石野匠くん)「友達と遊べない」 石野淳さん)「やっぱ学校ありがたいね。ほんと大事だね」
2週間後
淳さん)「学校の準備できとるん」 匠くん)「できてない」 淳さん)「して。もう始まるけんやっとかんといけんやろ。どこ置いた、あのプリントの山」
宿題が行方不明に
淳さん)「OK?行ける?」 匠くん)「行けます」 淳さん)「どこ行くん」 匠くん)「学校」
(石野淳さん) 「21日から行けるってなったらちょっと様子が違ったよね、前より落ち着いたというか安心してるよね、夜も早く寝るようになったし。やっぱり前向きになるしね、計画も立てられるし目が開いた感じ」
一方、学校の再開に不安を抱えている人も。 4人の子どもを持つ岡山市の古田布季さん(38)は、勉強の遅れや再開後の学校生活が気になっています。
(古田布季さん) 「高校に入ったばっかり、中学に入ったばっかり、子ども園に入ったばっかり、新生活を迎えたばかりだったので。今から友達関係も作り上げていくようになるので不安と心配はあります」
さらに、もう一つ気がかりなことが。古田さんのお腹には妊娠4カ月の赤ちゃんがいます。
(古田布季さん) 「不特定多数のたくさんの子どもたちに会ったりとか、通学通勤色んな方と接することが多いと思うので、登校日も念のために自主的にお休みした日もありましたし」
(古田小桜さん) 「(学校は)電車で来たりしている人が多いから自分もコロナにかからないように気を付けたり、たくさんお手伝いしたい」