新型コロナウイルスの第2波、第3波に備えて岡山市の除菌専門業者が飲食店などで除菌作業を行っています。 岡山市北区の焼肉店「がみや」です。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月上旬から時間を短縮して営業しています。
(がみや/岡野倫太郎 店長) 「厳しい状況が続いていて、皆さんちょっと怖いじゃないですか。その中で安心して来てもらえるようにこういう作業をしてもらうことが大事と思った」
そこで岡山市で除菌・清掃を行っている「ユニベール」にお店の除菌作業を依頼しました。
(記者) 「こちらの除菌業者では、ハンガーや壁など人が触るところ全てを除菌しています」
高濃度の「次亜塩素酸ソーダ」を使って机の裏や窓、電気のスイッチなども入念に拭きます。
(作業員ー) 「ボタン系のところを意識して普段触るが、意識しないようなところを気にしてもらうようにはしている」
除菌料金は一坪、3.3平方メートル当たり3000円です。28日の除菌作業は3万円でした。
ユニベールでは、新型コロナウイルスの感染が確認された介護施設や工場などでも除菌作業を行っています。高井社長は、洗濯や掃除に使っている漂白剤でも除菌が行えると言います。
(ユニベール/高井道哉 社長) 「ご家庭だとキッチンハイターやブリーチ(市販の漂白剤)を、水1リットルに対してキャップ1杯で十分除菌に効果が対応できる薬品ができるので。特にご家庭ではドアノブや玄関の取っ手など、とにかく人が触り得るところを気づいたらやってもらうのが大事」